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斎藤知事の事件に黒幕はいる!? その2 改革の問題は「外郭団体天下り見直し」

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こんにちは。tsubasaです。
引き続き、兵庫県知事、斎藤元彦知事の件のリサーチです。
今回は、黒幕では?と噂の記事もある元副知事・片山安孝氏の発言根拠が多いです。
主に百条委員会の質疑応答からとなります。よろしくお願いします。

・ドラマ「笑うマトリョーシカ」視聴から得た知識を現実問題に重ねみるのは、非常識かもしれない。
・しかし、そこに起こっている出来事は、あまりにもドラマで描かれている政治の世界そのもの。
・「人命は地球より重い」それに報いるためにも、事実を知ることは重要。
・そこにある人間というものに焦点をあてて生み出された小説家・早見和真氏のすごさにも感じ入る。
・「笑うマトリョーシカ」は、ジャーナリストの父を亡くした娘・道上香苗がその真相を導き出す物語。
・道上が実在していたら、どのような記事を書いていただろうか。
・キーワードと相関関係を書き出していたシーンを思い出しながら、出来事を書き出してみる。

経過記録を自分の目で確かめてみる実践をしています。
調査不足、理解不足で、事実が異なっていることがあるかもしれません。その際は、ぜひお知らせいただきましたら、直ちに修正いたします。その点ご容赦ください。

目次

百条委員会の参考人質問と回答の様子から

参考人としては、すでに辞任した元副知事の片山安孝氏。

片山氏のプロフィール
昭和35年6月2日生。(記事作成時、64歳)
高砂市出身、白陵高校、中央大法学部卒。
昭和58年入庁後、人事畑を歩み、西播磨県民局長、産業労働部長、公営企業管理者を歴任。
2021年4月から県信用保証協会理事長として中小企業支援に携わる。
2021年9月より兵庫県副知事。
2024年7月兵庫県副知事を辞任。

この答弁で何が話されていたかを、メモ書きにて。

質問:
元県民局長への調査のなかで、
斎藤政権の転覆、クーデターを画策するような文章の形跡があったとのことですが、それを裏付けるものはありましたでしょうか?

回答:片山安孝 元副知事
クーデターとか知事へのいろいろな批判、革命とかいう言葉は、メールのやり取りの文章から出てきております。
明確にその言葉が書いてありました。

このようなやり取りが、百条委員会では行われていたのですね。
テレビ等では、ほとんど取り上げられていないようです。
問題の核心は、政権クーデターを事前に発見し予防しようとした対応だったのか、どうか?ということになります。

批判、革命くらいの言葉でしたら、改善を前提にした文面ともとれる気がしますが、
クーデターの言葉は、ちょっと印象が異なってきますね。
人によって受け取り方は異なるのでしょうが、いかがでしょうか。

実際に動き出した「外郭団体天下り見直し」の内容

斎藤知事が2021年7月に着任後、4ケ月間に打ち出した政策など。
テレビ番組のフリップなどの資料をXにて、Nonta!(@nontan_xyz)さんがポストしてくださっていましたので、ご紹介します。

兵庫県知事の天下りの規制実績
1)職員OBの年齢規制
→要は、60歳退職後、関連団体へ天下りして70歳まで働けた(給与が確保できた)ところを、
65歳までと年齢規制をかけた。
 このことによって、天下りのうま味?今まさにこれからという退職前後のOB陣からの妬みを買った可能性がある。(百条委員会にて、片山元副知事の発言より)


2)ひょうご埠頭を指定管理者制度に切り替え
→資料によれば、「令和6年から指定管理者制度に切り替える」とあります。
 資料:兵庫県広報PDF2024年3月29日発行
 すでに切り替わっているのでしょうか?

 ここに書かれている港についての話題は、要約すると、
 港の利用料をこれまで減免措置をしていたが、港の利益が14億円ほどにもなっているため、利用料を見直す。
 またその報告などがスムーズにされるように指定管理者制度に切り替える。
 今案件、斎藤知事の問題は、ちょうど今年の3月頃からです。たまたま時期が同じだったのでしょうか。
 今後の公な調査が望まれるところです。

3)教育委員会報酬見直し
→こちらは、毎日新聞の記事内容から確認できます。
 ただこちらを読むと、兵庫県が先進的な取り組みをしているわけではなく、全国で残り2県となっている事案です。
 いまさら、兵庫県の教育委員会が反旗をひるがえすとも思えないです。
 ただ、この見直しで年間2億円近い予算が確保できるとはすごいですね。
 斎藤知事が、兵庫県ではこれまでできなかったところに、素早く着手されたのは評価できるでしょう。

「月3日出勤で30万円」 報酬見直しに重い腰を上げた46番目の県
月3日の勤務で約30万円の高額報酬が税金から支払われている県がある。教育委員や公安委員など非常勤の「行政委員」に対する報酬だ。多くの自治体が日額制を導入しているが、全国47都道府県で2県だけが全ての委員会で勤務日数に関係なく月額制とし、勤務実態に見合わない高額報酬を支払っている。その兵庫県で、遅まきながら是正の動きが起きている。

日額制移行で数千万円減・・・(中略)・・・82人の月額報酬を単純に積み上げると年間1億8000万円以上の人件費となる。このほか、公務出張時の交通費や手当の支給もある。

 県によると、全ての行政委員会の報酬が月額制となっているのは他に和歌山県だけ。(後略)
引用元:毎日新聞 2023/11/8

他にもありそうです OBとって、外郭団体の指定管理者制度切り替えは痛いでしょうね

的確な行政改革を断行できた斎藤知事の経歴について

兵庫県の貯金100億円へ。
2023年の8/1付け神戸新聞の記事によれば、斎藤知事政権により、基金残高(預金)が100億円を超えるのは、阪神・淡路大震災前の1994年度以来、29年ぶり。とある。

基金残高を100億にするのも、公約にあったとのこと。
財政調整基金は94年度に184億円あったが、震災の復旧・復興で激減し、04年度には300万円まで落ち込んだ。斎藤知事の就任前は約33億円に回復していたが、2年間で約94億円を上積みすることになる。
引用:同神戸新聞

力のある自治体、有能な職員スタッフ陣、としても、やはりトップの斎藤知事の功績が無いとは言い切れないのではないでしょうか。
総務省入省からのもろもろの現場経験が活きているとみるのが自然な感じもしますがいかがでしょうか?

斎藤元彦の経歴関連メモ書き
総務官僚として省内勤務をはじめ、新潟県佐渡市、福島県飯舘村、宮城県庁、大阪府庁と数々の地方自治を経験し、兵庫県政を志した。(Wikipediaより)

・斎藤氏は大阪府庁時代に財政課長として勤務しており、大阪府知事・吉村洋文氏(日本維新の会共同代表)の元部下にあたる。
・自治体運営のお金の動きに明るい。実務経験あり。
・東大出身、優秀。東京大学経済学部卒業
・大阪維新の会と、自民党の改革派が担ぎ出して、兵庫県知事へ立候補、当選。
・兵庫県知事は、知事が副知事を後継者指名し、2~5期を務める。
 直近では4年×4期×3名(坂井氏、貝原氏、井戸氏)+井戸(5期)=49年の自民党超安定自治体。
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk32/pa13_000000016.html
・一方で内部の利権、しがらみを改革すべく自民党の改革波が立ち上がった。

・着任後の斎藤知事の公約達成率は90%超え
・特に天下りの年齢引き下げは、長老方からの抵抗、批判にさらされた可能性あり
・知事の給与の見直し、〇%カット
・公用車の車種見直し、センチュリーからアルファードへ。 費用対効果どうなの?の声もある。年間800万円削減?
・公立大学の無償化
・公立高校への整備費用補充

まとめ

改革の問題は「外郭団体天下り見直し」なのでしょうか?
既得権、利権にかかわる改革は、それなりの抵抗があるのは容易に想像できます。
しかしそれがクーデターにつながるとは・・・?
考えにくくもあり、そんなテレビドラマのようなことがあるでしょうか。

下記は、国会議員・浜田聡(参議院議員)の発信です。
斎藤知事グッジョブ 無駄な税金の使途を削減 これ兵庫県民は逆に喜ぶところじゃないの?NHKから国民を守る党 浜田聡参議院議員

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この記事を書いた人

セミナー企画の仕事を20年ほどしております。
その中で経営者、心理学、心、社会の仕組みに必然的に興味を持ち、その延長で、気になる情報をブログで発信しはじめました。

世界に影響を与えている出来事、背景、人物からアニメまで、それらの情報を学びながら、まとめていきますので、読者の皆様の知りたい情報入手の時間短縮や、へぇー、ほー、なるほど! になれば、うれしいなと思っています。

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