こんにちは。tsubasaです。
引き続き、兵庫県知事、斎藤元彦知事の件のリサーチです。
今回は、斎藤知事の行政改革が効率よく進み、県の預金が100億を超えを取り戻す局面を迎えたのち、その勢いづいた流れで、既得権益者の触れてはならない場所に着手したことが、この一連の問題、事件に関係しているのではないか?
の声に沿って調査してみます。
この問題・事件の黒幕になりえる存在として、既得権益者。
これまで40-50年続いてきた県政の流れから、反体制派で知事となった斎藤知事。
その行政改革は的を得て、次々と公約を果たしていきました。
そのあおりを受けたのは、これまでのやり方で満足していた既得権益者、団体。
これは、想像ではなく、当然そうなりますよね。
そして今回は、そのなかでも、湾岸利益という点に絞ってまとめてみました。
どうぞよろしくお願いします。
湾岸利権の発端はここから!?「県の監査で利益余剰金14億」
兵庫県の外郭団体「ひょうご埠頭」の監査に入ったところ、港湾施設の使用で、県からは大幅な「減免」措置をしてもらっているなかで、民間からは満額徴収を行うことで、差益が膨らみ、現金預金13億円を超えるという事実が報告された。情報元は、2023年3月17日付の神戸新聞記事です。下記に一部抜粋。
https://kobe-np.co.jp/news/sougou/202303/sp/0016148350.shtml…
@AYASTKAさん他にも、この神戸新聞記事をポストしてくださっていました。
ポイントは、現金預金が14億蓄えられていること。
そして、兵庫県からの港使用料は減免で安く借りて置き、貸し出しは満額にて。←ココ!
さらに@AYASTKAさんのコメントにある
> 外部監査は年度ごとにテーマを定めて実施しており、港湾事業が対象となったのは今回が初めて。 初めてなら斎藤県政の功績じゃね? 以前は監査すらしてなかったんやし。
が事実でしたら、本当にその通りですよね。
またその通りであれば、斎藤知事への遺恨の念が生じてもおかしくなさそうではあります。
兵庫県の外郭団体「ひょうご埠頭」(姫路市)が、県から港湾施設の使用許可を受ける際に本来の料金より大幅な減免を受ける一方、転貸しした民間からは使用料を満額徴収していることが16日、県の外部監査で分かった。この減免効果でひょうご埠頭には毎年数千万円の利益が計上され、2021年度末時点の現金預金は約13億7600万円に上るという。
監査人によると、この預金は、県が県議会などの審査を受けることなく使える「第二の財源」になる可能性があり、「減免の必要性も含めて慎重な検討が必要」と指摘している。・・・(後略
引用:神戸新聞 2023/3/17
ひょうご埠頭については、県は直接運用に関与していないから、斎藤知事は関係ないとのコメントも散見しましたが、どうもそれは該当しないようですね。
また、この件を経て、兵庫県では港の運用に、指定管理者制度を令和6年度から採用する方針を打ち出していました。
2023年3月に分かった事実をもとに、翌年2024年(令和6年)4月~の運用見直しとは、とても迅速な改善対応と思えます。いかがでしょうか。(港の運用改定内容は、兵庫県広報2024年3月29日号)
湾岸の既得権益者の存在を井川意高(元大王製紙会長)話す。
橋広バロン幸之助 @hashibiro_magaさんのポストにて、井川意高(元大王製紙会長)さんのtiktok動画を紹介してくださっていました。
こちらで井川氏が、ご自身の大王製紙での会社経営時に経験した湾岸利権体験をお話しされています。
港湾協会のことを、日本最大の利権団体ともおっしゃっていますね。
切り抜き動画の要約としては、
・港を使おうとすると、協会入会をかなり高いプレッシャーで迫られる。
・協会に入会すると、既定の高額料金を支払う必要がる。会費の負担もある。
・協会は、国土交通省など国の後押しがある。
・それは、国からの天下りの関係性がある。
とのこと。
これまでですと一般には公開されない情報内容だったようです。
冗談交じりに、「明日東京湾に浮かんでるかも」の言葉は、なんだか冷や汗が出てきます。
まとめ
斎藤知事の事件に黒幕はいる!?その3 湾岸利権の発端は「県の監査で利益余剰金14億」と既得権益者の存在についてのまとめ。
こちらの調査で、黒幕がいるのかどうかは、もちろん分かりません。
ただし、ネットリサーチレベルでも、港湾利権、港湾関係者に対して新たな法整備にて、変化の時期を迎えていたのは確かです。
またその主人公としては、兵庫県知事の斎藤元彦氏であり、それは既得権益者たちからみたら、目の上のタンコブのようにも映ったかもしれません。
引き続きネット取材をしてみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
経過記録を自分の目で確かめてみる実践をしています。調査不足、理解不足で、事実が異なっていることがあるかもしれません。その際は、ぜひお知らせいただきましたら、直ちに修正いたします。その点ご容赦ください。
追伸
一応こちらのニュースも併記紹介しておきます。
毎日新聞2024年9月21日付
「港湾利権にメスで潰された」は誤り 監査に斎藤知事の関与なし
「ひょうご埠頭」問題で擁護言説
兵庫県議会での不信任決議案が全会一致で可決された斎藤元彦知事(46)を、「港湾利権にメスを入れたことによって闇社会とそこに追随するマスゴミに潰された」などと擁護する言説がネット上で飛び交っている。
県の外部監査が、港湾事業の不備を指摘したことに基づく主張だが、監査人を務めた公認会計士は「監査で知事の提案を受けることはないし、知事の意向をくむこともありえない」と強く、否定する。
(中略)
監査は外部の専門家が実施包括外部監査は毎年度、外部の専門家が監査人を務め、県の事業を精査している。
専門家がテーマを決めて行い、21年度は「農林水産行政に関する財務事務の執行及び事業の管理について」、22年度は「港湾事業に関する財務事務の執行及び事業の管理について」だった。
22年度はRSM清和監査法人神戸事務所の公認会計士、高橋潔弘氏が包括外部監査人を務めた。
高橋氏はテーマの設定理由について「港湾関連事業は予算規模が大きく、これまで取り上げられなかったため」と説明。「テーマ設定も含め、監査について、知事から何か言われることも、知事の意向を考慮することもない」と話した。