Thank you Paris
ご声援ありがとうございました。
小さい頃から夢見てたオリンピックの舞台で金メダルを取ることができました。
あの時見てた種目とは違うけれど、
それでも全てが今の私につながっていると思っていますし、その原点をこれからも大切にしていきます。🏊🏸
今シーズンに入ってから苦しい時間が続きましたが、
まだ完全にではなくても、それでもここまで頑張ってこれたことがその苦しみを解き放ってくれている気がします。
これからも私は私の投げ方で、夢を追いかけます。
そして、世界中のライバルたちがいるからこそ、苦しくてもさらに上を目指して頑張れていると思います。
歴史に名が残っている選手も、今一緒に投げている選手も、これから槍を投げる予定の選手も、あなた達と競うこの瞬間、繋がる瞬間が私は大好きです🫶❤️
P.s.日本に帰るのはまだ先になります。もう3試合ほどヨーロッパで出る予定です。
引き続きご声援よろしくお願いします。
上記は、北口榛花選手のインスタグラム@giant_babyparu(8/13)ポストより、ご紹介です。
北口選手の帰国の姿が、TVでも見れるかなあ?と思っていたら、あれれ?
全然うつんないやないか~
なんでーーー!?
と思っていたら、ちゃんとインスタグラムに書いてありました。
このあと、3試合もこなしてから日本へ帰国のようです。
帰国というと、日本と思い込んでいましたが、彼女にとっては、今拠点としているチェコも本拠地、本国、帰国なんですね。
その様子が、xポストでも見受けられました。
我がことのように喜んでくださっているチェコ共和国の皆様、留学拠点の都市ドマジュリツェではすごい祝福の様子だとのこと。うれしいですね!!
では、早速、パリオリンピック2024 やり投げ・金メダリスト 北口榛花選手が海を渡って弟子入りしたチェコ人コーチはどんな人なのか? チェコ地元・養女帰国と熱烈歓迎!の様子をリサーチしていきたいと思います。
北口榛花選手のチェコ人コーチ、名前と経歴
この、パリオリンピックで優勝・金メダル確定後の、コーチとの喜びの対面写真、感動的です!!
jiji PRESSカメラマンさま、ありがとうございます。
北口選手がコーチを心の底から信頼している様子、そしてコーチも信頼と愛情をもって育てた選手が結果を出せて、一体となって喜んでいる様子が写真全体から伝わってきます。
さて、冷静にもどりまして、この北口選手のコーチ、お名前、経歴など、調べてみました。
お名前は、デイビッド・セケラックさん。
チェコ共和国出身のスポーツ選手だったとのことですが、やり投げの専門ではなく「競歩」選手だったとのこと。
その経験から、北口選手と出会った時には、チェコのやり投げのジュニアチームのコーチをされていて、今現在もその職をされているようです。
ディビッド・セケラック プロフィール
David SEKERAK (ディビッド・セケラック)
1974年、チェコスロバキア(93年にチェコとスロバキアに分離)生まれ。
世界陸連の公式サイトによると、やり投げの自己ベストは74メートル50で、五輪出場歴はない。
砲丸投げにも取り組んだ。
コーチ業とは別に、印刷会社を経営している。プロフィール引用元:読売新聞オンライン2024/4/22 (https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2024/20240416-OYT1T50225/)
競歩の選手なのに、やり投げで70メートルオーバーって、すごいなって思いました。
運動神経のよさと、投てき種目の上手さはまた別のようですから、本当に器用なのか、やり投げ大国と言われているチェコならではの環境があるのではないかと思ってしまいます。
少し調べてみました。なぜ、チェコは「やり投げ大国」と呼ばれているのでしょうか?
分かりました! チェコ共和国は、やり投げ大国と言われるのも、世界記録保持者が男女とも、チェコ共和国だからなのでしょう。
wikipediaにてリサーチしたところ、
男子は、ヤン・ゼレズニーさん。98m48(1996年5月記録)
そして
女子は、バルボラ・シュポタコバさん。72m28(2008年9月記録・25歳の時)
2年前の2022年に引退をされています。
いずれもチェコ共和国の選手なのでした。
北口選手が、チェコを目指した理由も分かる気がしますね。
[9日 ロイター] – チェコ陸上競技連盟は9日、女子やり投げの世界記録保持者であるバルボラ・シュポタコバ(41)の現役引退を発表した。
シュポタコバは2008年に72メートル28センチの世界記録を樹立。同年の北京五輪と12年のロンドン五輪で金メダルを獲得したほか、16年リオデジャネイロ五輪では銅メダルを手にし、世界選手権でも3回の優勝を果たした。
出典元:Reuters 2022年9月10日https://jp.reuters.com/article/life/sports/-idUSKBN2QB04O
北口榛花選手とデイビッド・セケラックさんの出会い
北口選手は、2018年に行われた国際講習会を機にセケラックコーチとの出会いのきっかけをつかんだそうです。
個人的にプロとして活躍していくためにコーチを探し始めた時、やはり「やり投げ大国のチェコ」という思いになったようですが、そのツテが無かった。そんな時この国際講習会でチェコ人とのご縁をつかみ、とにかく連絡を取ってみようと行動した先に、インスタグラムでセケラックコーチとつながれたとのこと。
この行動力すばらしいですよね。
そしてこの行動への決意は、お母さま規子さんとの向かい合いがあった。
プロスポーツ選手を経験されたことのあるお母さんだからこその助言と、だからこそ頂点をめざそうと覚悟した北口榛花さんの想い。
そして2019年の渡欧とつながります。
デイビッド・セケラックさんは、ジュニア選手を対象にしたコーチでしたが、彼女はそこを敢えて、弟子入りを希望したそうです。
そこから始まった子弟関係が、途中コロナ渦で、直接指導もままならなくなった時期も乗り越え、東京オリンピックでの負傷で思ったような結果を出せず、その後の継続トレーニングで昨年の世界陸上での優勝を経て、満を持しての今回のパリオリンピックでした。
北口榛花選手のパリ・オリンピック、金メダル・チェコ地元熱烈歓迎!
金メダル確定後、北口は涙を流し、銅メダルだったニコラ・オグロドニコバ(チェコ)と健闘を称えて抱擁する場面があった。
この胸熱シーンをチェコの国営放送局『CT Sport』の公式X(旧ツイッター)がキャッチ。
日の丸を背に感情がこみ上げた北口の写真を添え、日本国旗とチェコ国旗の2つを揃えて祝福している。
東京五輪後、北口は武者修行としてやり投げ大国のチェコを拠点に活動。
コーチであるデービッド・セケラック氏の指導のもとメキメキと実力を磨き、昨年の世界選手権では日本女子の投てき種目史上初めて優勝を飾った。
現在では独学で学んだというチェコ語で地元メディアからの取材に応じるなど、チェコ国民からも愛される選手となった北口。悲願のオリンピック金メダルには異国からも称賛が上がっている。yahooニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/06e673c69d549b38c5e64aa296ae5ca0e5ae56be
チェコ地元メディアも「養女に迎えましたね!」と大祝福!!
11日に更新されたチェコ共和国大使館(東京都渋谷区)の公式X(旧ツイッター)は、10日(日本時間11日)に行われたパリオリンピック(五輪)陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26)を祝福した同国在住の日本人バイオリニストの投稿をリポストする形で、北口の快挙を祝った。
北口は「やり投げ大国」として多くのメダリストを輩出してきたチェコに2019年に渡って以来、同国を拠点に活動し、どんどん強さを発揮してきた。
大使館がリポストしたのは、同国在住で、チェコ国立ブルノフィルハーモニー管弦楽団第1バイオリニストを務める後藤博亮さんの投稿。
後藤さんは「北口選手金メダル 半端ないって!!!! チェコ人解説『世界最高の選手をやり投げ大国チェコの養女に迎えましたね』と祝福モード!!チェコの選手も3位!!」とポスト。チェコ国内で、北口を「養女に迎えた」という表現で祝福の思いが共有されていることや、チェコのニコラ・オグロドニコバが銅メダルを獲得したことにも触れながら、ダブルの喜びをつづっている。
出典元:日刊スポーツ2024/8/11 (https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/general/news/202408110000938.html#goog_rewarded)
こちらが、日刊スポーツの記事に紹介のあった、チェコ共和国の国立楽団「ブルノフィル」で活躍するバイオリニスト後藤さんのXポストです。
本当にお祭り騒ぎで祝福してくれているのが分かりますね。
TEAM JAPANの背中姿で、北口選手と、熱烈歓迎会場を背に自撮りしているのが、セケラックコーチですね(笑
そして下記がチェコ共和国大使館のXポストです。
北口選手金メダル🥇半端ないって!!!!
— Hiroaki Goto 後藤博亮🇨🇿🎻 (@HiroakiGoto1) August 10, 2024
チェコ人解説「世界最高の選手をやり投げ大国チェコの養女に迎えましたね」と祝福モード!!チェコの選手も3位!!🥉 pic.twitter.com/4EbdxyLrfp
チェコメディア「チェスケー・ノヴィニ」によると、
メイン広場に約200人の人々と衣装を着たバグパイプ楽団が出迎え。
市長から花束とビールが送られ、北口もチェコ語で挨拶。
「ビールを飲み始めたのはチェコにきてから。それまではあまり飲まなかったし、まだ若かったんです」と、話したという
yahooニュース 2023/8/13(https://news.yahoo.co.jp/articles/64b2e6775aa50cccb51de881f9695a0329ac698e)
ドマジュリツェは、確か1万人くらいの都市だと記載されていたと思います。
そこで、広場に200人が集い、音楽団が出迎え、市長自らが花束とビールを・・・。
本当にすごい、そしてうれしいですね!!
健闘しあって、友人が、ファミリーのようにつながっていく、オリンピック、そしてスポーツの真の醍醐味だと思います。それを実現している北口選手、すごい!!
そしてチェコ共和国のみなさま、ありがとうございます!!!
まとめ
北口榛花選手のチェコ人コーチはどんな人 金メダル・チェコ地元、養女と熱烈歓迎!?のまとめです。
北口榛花 チェコ人コーチのお名前は、デイビッド・セケラックさん、でした!
セケラックさんは、チェコ出身の競歩競技の選手で、現在は、やり投げのジュニアチームのコーチをしながら、北口選手の専属コーチもされているとのこと。また印刷業の経営者という側面もお持ちの50歳。
北口榛花選手は、26歳ですので、子弟というか、第二の故郷でコーチで在り、娘と父と言う感じでもありますね。
北口榛花選手の金メダル・チェコ地元の盛り上がりの様子を、大使館Xではリポスト投稿で、地元メディアも「養女、金メダル!と熱烈歓迎」している様子を発信してくださっていました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
北口榛花選手、チェコ共和国のみなさま、すばらしいご活躍をこれからも応援しています!