2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」は、学校がいじめ発生時に取るべき措置を定めています。
しかし、いじめの件数は減少していません。
当事者の子供たち、そして親御さんの心中は言葉にできません。
一方、学校の対応が不十分であるとの声もありますが、実際には誠意を尽くしている現場の先生方も、非常につらい状況が想像されます。
これらの現状を踏まえ、当事者の子供たちから、両親、先生方、みんながすぐに実践できる方法、現在全国の教育委員会へ情報提供されている方法をご紹介します。
・いじめの認知件数の推移
文献出典:児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要より
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_ijime_boushi_kaigi/dai1/siryou2-1.pdf
・子供、親、先生、学校組織、原因は?
原因が分からないから、対処も具体的に定まらない。
また原因対処にならず、結果対処になっていることは、上記の推移からも考察できます。
・解決手法のひとつとして「美点発見」紹介
「美点発見」とは本人でさえ気がつかない「真の長所や素晴らしい部分」を引き出し、それを伝え合うことで自尊心を高め、最高の人間関係を構築する方法です。
実際に一部の学校で実践したところ、不登校やいじめがなくなったという報告が続発。
この方法を全国の学校に広めていじめや少年の自殺をなくしたいと動き始めたプロジェクトがあります。
・具体事例
これは、熊本県のある公立小学校で本当に起きた話です。
「小学1年から6年まで場面緘黙(ばめんかんもく)※ で
全くしゃべらなかった男子生徒がいました。
帰りの会の美点発見で、
一人の生徒がその子のことを「〇〇君は聴くことの神」とその子の美点を書いたら、
クラス中が “うぉー!”っと拍手喝采になったんです。
すると、6年間喋らなかったその男子生徒が手を挙げて話すようになったんです。
小学校最後の参観日の日に、その子が手を挙げて発表すると、
ご両親がその場で泣き崩れられていました」
(当時、担当教員だった五嶋先生へのインタビューより抜粋)
※場面緘黙とは、特定の社会的場面(学校や職場など)で話すことができなくなる精神疾患の一つ。
実は、このような話は上記の例だけではありません。
これからご紹介する「美点発見」というワークを一部の学校が授業やホームルームで実践したところ、以下のような驚くべき報告が相次いだのです。
出典(「美点発見」を全国の学校に広めていじめや不登校・自殺を撲滅するためのプロジェクト)より
https://camp-fire.jp/projects/view/656368
・全国の小中学校へ書籍配布
この内容が国内25社のオンラインメディアに取り上げられ、
特に日経新聞(日経コンパス)、産経新聞、プレジデント、
東洋経済、現代ビジネスなどの
大手メディアのウェブサイトに続々と掲載されています。
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一般財団法人 YS心の再生医療研究所
~ANA等も採用する人間関係メソッドを全国の小中 1.6万校に無料配布へ~こころの専門家、佐藤康行が代表理事を務める一般財団法人YS心の再生医療研究所(東京都江東区)は、昨年11月より、全国のいじめ・不登校問題を根本解決することを目的としたクラウドファンディングを開始したところ、募集期限である2024年1月18日に目標達成し、支援総額450万円以上の調達に成功、200名以上の支援者が集まりました。
「美点発見」を全国の学校に広めていじめや不登校を撲滅するためのプロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/656368今回、この支援金を活用して、全国の小中学校約16,000校にいじめや不登校を解消するための「美点発見(R)」人間関係メソッドに関する資料と実例集と無料配布いたします。
<産経新聞ニュース>より
https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/A4QRQRODLBJKDJUNDDSH5FWKDQ/
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まとめ
いじめ防止対策推進法の課題と解決法:ANAの研修方法が示す家庭と学校の新しいアプローチについてのまとめです。
現在、ANA等も採用する人間関係メソッドを全国の小中 1.6万校に無料配布の実施中とのことです。
届いた教育委員会からも、詳しい説明の希望など反響が出始めているとのこと。
もう少し詳しく調べてみたい方には、
上記書籍をお手に取られてみてはいかがでしょう。
こちら、継続紹介していきます。