こんにちは! エンタメ政治班のtsubasaです。
都知事選結果が出た後、1週間となりましたが、ますます盛り上がっている感がありますね。
政治といっても、3期目を迎える小池都政というよりも、第2位の得票数となった石丸伸二さんへの注目度が半端ではない感じです。
敗戦の弁を引き出そうとしたマスメディアへの返しの発言から「石丸構文」なる言葉も生まれ、
現在は、その後の単独インタビュー、ネットメディアに加えて地上波メディアへの出演が相次ぎ、その発言に第2波、第3波の盛り上がりを見せています。
同時に、石丸伸二氏がなぜそのような発言をしていたのかの真意を発言する機会が与えられたり、
既存のオールドメディアの体質や、その体質に寄り添う?利用すると言いながらのまれてしまっている言論人の姿を露わにしている状況は、まさに都知事選、石丸劇場第2ステージとも感じます。
かと言って、はじめからこの第2ステージを予定していたかというと、それも違いますよね。
「そこまで言って委員会NP」
石丸伸二氏緊急参戦!この国は何かがおかしい!?
https://tver.jp/episodes/epi9oxt7cv
読売テレビ
7月14日(日)放送分
7月21日(日)17:59 終了予定
にてパネリストの田島陽子氏が、はじめから当選は狙ってなくて踏み台選挙のようだと、
決めつけるような発言があり、びっくりしました。
その後、同じくパネリストで元都知事経験者でもある舛添要一氏が
街頭演説の姿、回数から言ってそれはあり得ないと否定されていました。
良い悪いでなく、誰もが自分の視界のなかでしかものを判断できない、発言できないので、
それを踏まえて受け止める必要があるのだなと思いました。
では、そのような中、
個人的に疑問をもった一つの主張について、確認したくなり、リサーチすることにしました。
その主張とは、
「石丸氏無き後の、安芸高田市市長選、
石丸後継者敗戦は、石丸伸二市政の失敗を示している」
というものです。
去る7月7日、都知事選と同時に、石丸伸二氏が退任した安芸高田市でも補欠選挙が行われました。
その結果は下記です。
新人4人の争いとなった安芸高田市の市長選挙は7日に投票が行われ、無所属の新人で元郵便局長の藤本悦志氏が、初めての当選を果たしました。
安芸高田市長選挙の結果です。
▼藤本悦志(無所属・新)当選 6746票
▼熊高昌三(無所属・新)4541票
▼赤津誠一郎(無所属・新)1216票
▼森谷公昭(諸派・新)106票藤本氏が前の市議会議員の熊高氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。
NHK広島ニュースWEB(https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240707/4000026339.html)
結果は、反石丸派で立候補した藤本悦志氏が、2000票の差をつけて当選。
投票率は、58.07%で、前回石丸伸二さんが当選された4年前の選挙と比べて1.09ポイント高とのこと。
この事実から、石丸伸二氏の市政は、市民から支持されていなかったとの論調もありますね。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
まっさらな目で、確認してみたいと思い、ネット上の情報で限りはありますが、
リサーチかけてみました。
よろしければどうぞご一緒しましょう。
これも演出? 石丸氏の涙、人生の先輩からの言葉
まず、これは石丸伸二氏が市長を退任された直後の、ご自身のSNS配信中に語られていたエピソードです。
年配のお世話人なった方から、「あなたと出会えて、長生きしたいと思うようになった」と言葉をもらったというものです。
お年寄りに生きる希望を持たせることが出来た事実は、市政どうこうを一つ置いておいて、間違えの無い事実でしょう。
↑↑↑
こちらのショート動画、見つけられなくなっちゃいました(^^;
もしお分かりになった方、よろしければ教えてください。
tsubasaも再度見つけられ次第、掲載します。
もうひとつは、下記ですね。
その後、先にご紹介した、「そこまで言って委員会NP」のなかで、
自身がいなくなった時のことを踏まえて、市役所職員に自分たちでやっていけるよう育ててきた旨を語られていました。
そんな同志との別れの場面におもわず涙ぐむ石丸氏。
石丸構文=人間性失格、冷たい・・・、本当なのかなとも感じた次第なのです。
前石丸市長・後継立候補 熊高昌三氏敗戦の弁ほか
【安芸高田市】熊高氏家族と仲間で頑張った選挙活動!市民は本当にこれでいいと思っているのか?【市長選】
0:30 開票後の熊高氏の挨拶
3:57 元気娘の高田さん
5:30 ウグイスのくにみつさん
6:43 新しいチーム熊高
7:00 事務局長をなさった順八さんの挨拶(熊高さんの息子さん)
11:14 変化のあった4年間
12:25 これからも皆さんと理想の政治を求めて
14:07 熊高さんの娘さん昌美さん
17:00 熊高さんの奥さん順子さん
23:02 新たなスタート
23:24 熊高さんのYouTubeでの活動
23:32 市長選に立候補する際の動画(アシスタントは昌美さん)
30:52 新市長の早い動き
これも演出? 熊高昌三氏の息子・順八さんより
上記紹介動画の「7:00~11:13 事務局長をなさった順八さん」
政治家の父親が大嫌いだった。
でも、この4年間で変わった。
今回選挙活動を応援したのは、父親だったからじゃない。
ファンだから頑張れた!
(人間として、魅力的だったから)
・・・こんなことを伝えられるものでしょうか。
熊高昌三氏が4年間で変わってきたのは、市議会議員として、石丸市長と対峙することで変わった。
ご本人もおっしゃっていますが、石丸市長後継の立ち位置で立候補されたというのは、まさにそうですよね。
資料補足
石丸市政の4年間と安芸高田市の未来について(1分インタビュー)広島HTV7/14放送
広島ホームテレビ公式ニュース
2024年7月14日放送
石丸市政の4年間と安芸高田市の未来についてどう思いますか?|市民・議員・新市長に1分間ノーカットで話してもらいます
賛成派、反対派、中立派、議会権力を恐れて発言できない派など、それぞれの立場をそのまま紹介されているのに好感が持てます。
一番最後にインタビューされていた方の、新市長へ対して、対話を重視すると言っていたのに、公開討論会に欠席していたのはなぜ?の質問もなにか、TV局の編集メッセージ性を感じるものでした。
新藤本市長の初議会に、傍聴席2名、議員の居眠り注意の声無し
安芸高田市議会 藤本市長の初の議会は目を覆うばかりのなめられた腐った議会だった
上で紹介した1分間メッセージには、新市長が対話を重視してくれている。
これで平和が戻る、居眠りするなとはイジメだ、という声もありました。
傍聴席2名、議員の居眠り注意の声無し・・・、議会への関心度の捉え方、これも様々でしょう。
市議会議員は、市民の代表者です。
次(いつでしょう?)の市議会議員選挙にも注目が集まるでしょうか、どうでしょうか。
まとめ
【要確認】安芸高田市市長選、石丸後継者(熊高氏)敗戦は、本当に石丸伸二市政の失敗を示しているのか?をまとめてみます。
・石丸氏の市政が市民に支持されていなかったかどうかについて、意見は分かれますが、安芸高田市長選の結果はその一端を示しています。石丸氏の後継者が敗れたことから、必ずしも市民全体が石丸市政を支持していたわけではないことが伺えます。
・果たして市政の成功、失敗と、支持者の数の大小は、同じく扱ってよいものなのか?
これについては、投げかけテーマとして今後の結果が示してくれるでしょう。
・石丸氏の行った市政と政治改革が、教育、人財育成であったとしたら、どうか?
少なくとも、市の職員方(全員とは言わなくとも一部の主要役職の方々)と、
対立していた市議会議員のなかにも、一部の方(今回立候補の熊高氏)が、ご家族から認められるくらいに変化した事実は確認できます。
・本当に石丸伸二市政の失敗を示しているのか?の結論として
それは、だれも言えないのではないか?というのが、今日のところのtsubasaの個人的な答えです。
成功、失敗は、誰が判断するのか?
そこに住まう市民でしょうか?
未来の姿をみて市外の方が判断するのでしょうか。
将来数年後、数十年後に、市として存在出来ているか否かで判断でしょうか。
今日、日本で一番住みたいと思える町かどうかでしょうか。
もしかしたら、成功とか失敗と言う言葉に惑わされることなく、
自分たち一人一人が、何を大切にして、どう生きていきたいか、自分の頭で考え、発言していけること。
それが、当たり前に、目の前の暮らしに現れてくるだけなのかもしれないな と感じさせてもらいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。