こんにちは。tsubasaです。
引き続き、兵庫県知事、斎藤元彦知事の件のリサーチです。
今回は斎藤知事の告発文の詳細について、見てみたいと思いました。
斎藤知事はおねだり癖があり、もらったものは自分のもの、自宅は贈答品の山?との告発文には、そのように記述がありますが、本当にそうなのでしょうか。
事実を、自分の目で確認してみたいと思い、ネットリサーチ(取材)をしてみました。
テレビなどのメディアでは、おねだり知事、パワハラ知事との言葉や文字が流れ、あたかも事実のように感じますが、必ずしも事実ではないということが昨今明るみに出ています。
ここは視聴者である自分たちも、一視点としての情報として受け止め、自分自身でも確認してみる、そして自分の頭でも考えてみる、ということはとても大切なことだと思えてきました。
今回も、X上に、取りざたされている該当文書を見つけましたので、それを共有することで、情報判断の材料にしていただければと思います。
告発文にある指摘「自宅の玄関は贈答品の山」
告発文の④には、「贈答品の山」とあり、斎藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。とあります。
ただ、こちらについても百条委員会で証拠が証明されていないようなので、どこまで事実なのかは判断がつきません。
告発文には、冒頭の文面のあと、例1~4まで指摘が上がっていました。しかしこれらも、一部のメーカーからは「おねだりの事実はありません」と会社の公表があがっております。
会社側の忖度もあり得ますが、すべてが事実ではないようにも思えます。
下記は、告発文には記載されていない事例として、丹波新聞が取り上げていた記事です。
斎藤知事「知事室で使う」と非売品の家具持ち帰り 本紙指摘で存在確認も”おねだり”は否定 「県産材のPRに」/兵庫・丹波市
yahooニュース 2024/7/16
・・・(前略)
2022年9月5、6日に行われた、知事が滞在し地域住民と交流しながら働く「ワーケーション知事室in丹波」時に視察した事業所での出来事。
事業所のウェブサイト(同年9月6日付)に「ぜひ知事室で使いたいと自社製のイスとサイドテーブルをお持ち帰りに」とある。
知事との車座対話に臨んだ複数の参加者が「知事が、『これいいですね。ぜひ知事室で使いたい』とおねだりした」と証言する。いすとテーブルは非売品の備品だった。
本紙記者が会見で指摘したところ、視察や県産材の話をしたことは覚えていたものの、持ち帰ったことについては、「詳細は覚えていない。調べて答える」とした。
その後、別の社の記者が所在の調査を要求。秘書が調べたところ、サイドテーブルは知事応接室にあり、いすは倉庫にあった。
さらに別の記者に、「県産材をPRする思いでもらいながら、知事は覚えていなかったのか」と問われると、「結果的に日々の業務で使っていて、適切」とかわした。
また、「これからは受領、貸与のルール作りが大切」と述べた。
丹波新聞社が「知事から『PRに』と求められては断れない。半ば贈答の強要。県内各地で同様の事案があるのでは。点検を」と求めたのに対し、「大切な指摘を頂いた」と、自身の言動や振る舞いに注意する考えを示した。
「業務に関連する贈答品は受け取らないこと」とされている県の内規に抵触しないかどうかの認識を問う質問には答えなかった。
内部告発文書に同事案は記載されておらず、会見に出席していたメディア各社の注目を集めた。
(引用ここまで)
証拠記事はこちらでした。→ 株式会社フォレスト・ドア さまの事業で『廃校利活用施設「FOREST DOOR」 の運営』が、知事の「ワーケーション知事室in丹波」企画、の視察対象に選ばれその視察に来たときの記事。イスの件は現在も記載されていました(9/26現在)https://forestdoor.co.jp/2022/09/06/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E5%AE%A4-in-%E4%B8%B9%E6%B3%A2/
廃校利活用施設の運営について、どの程度自治体が関与、応援していた、いるのか事実関係は調査していませんが、建物を払下げしたであろう自治体としては、事業そのものが成功して欲しいし、PR対象として選ぶのも理にかなっているとは思います。
「業務に関連する贈答品は受け取らないこと」とされている県の内規、がポイントでしょうか。
でも
丹波新聞社が「知事から『PRに』と求められては断れない。半ば贈答の強要。県内各地で同様の事案があるのでは。点検を」と求めた、とあるので、PRのサンプル品受領であれば贈答品にならないのかな?
ちょっとここらへんが曖昧なんですね。
PRのための品と贈答品受け取りの違い、こちらは追加で調査、勉強してみます。
実際の知事室の写真、映像を見てみましょう
産経新聞さまが、斎藤知事の応接室を映像で公開してくださっています。
23,175 回視聴 • 2024/09/12兵庫県産品などが並ぶ兵庫県庁内の知事応接室が12日、報道陣に公開された。
youtubeページには、いろいろなコメントがついていますが、知事室として、全国の知事室と比べてどうなのかな?という見方は、とても公平だと思います。
全国都道府県の知事室、一斉公開! ってならないですかね。
本当は、公のもの、場所、ですから、都府県民が望めば可能なはず。マスメディアさんお願いします。
といってもすぐ実現するわけもないので、前任の知事室はどうなのかなと思っていたら、X投稿してくださっていた方がいらっしゃいました。ねこぽん@(@aradnekopon)さまのポストをご紹介します。
まぁ、確かに、そんなに変わらないかも(^^;
ユニフォームも同じようなのありますし。
ゴルフセットの件も、下記のポストもありました。
ウッドドライバーやパター、その他一式バッグは、先ほどイスと同じく倉庫に眠らせてあるのかもしれません。
まとめ
斎藤知事の事件に黒幕はいる!?その5 おねだり、自分だけ? 前知事室と比較(写真あり)と検証のまとめです。
今回は、告発文書の4「贈答品の山」にフォーカスしてみてみました。
実際のところは、これらの件の真実性を検証する百条委員会で結論が出ていない=証明されていないようなので、公式には真偽ははっきりしていません。
しかしながら、不信任決議案の全会一致の不信任と、マスメディアの報道で、あたかもすべて事実の印象となっているところが懸念点として感じました。
食べ物類のPR品? 贈答品?についても、告発文で記載されていますが、斎藤知事が「秘書室という一部署だけがいただくのはよくない・・・」旨の発言をされていますので、事実のところもあるのでしょう。
現在、「不信任決議案の全会一致の不信任」で、知事が自ら辞めるのか、議会を解散して辞めさせるのか、
の判断に注目が集まっています。
知事も、議会(県議会議員)も、県民が直接選んだ代表です。二元代表制と言われるゆえんですね。(最近理解しました・汗)
この判断は、今、斎藤知事にゆだねられていますが、事実に基づいて判断していくことが大切と思います。
その事実が公に見えにくい・・・。
今回の斎藤知事のおねだり、自分だけ?については、
1点を付く視点、大きく広げた視点、両方の視点が必要だと感じました。
今回はここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
経過記録を自分の目で確かめてみる実践をしています。調査不足、理解不足で、事実が異なっていることがあるかもしれません。その際は、ぜひお知らせいただきましたら、直ちに修正いたします。その点ご容赦ください。