こんにちは! tsubasaです。
自民党総裁選の公示前に、一番早くに青山繁晴議員が立候補を宣言したにもかかわらず、メインメディアがこれをほぼ無視し、公正な報道姿勢に反する姿勢には驚きました!!
ちなみに、春ドラマや夏ドラマに登場した、都知事や総理大臣候補というテーマを含んだ作品
『ビリーブ ー君にかける橋ー』
『笑うマトリョーシカ』
は、とても面白く、ある意味、政治の世界が身近に感じられる時間となりました。
今回の総裁選も、みんながみんな直接投票できるわけではありませんが、国民として政治への関心を持つこと、そしてその動きを見守ることが大切だよな、と思います。(なんかちょっとマジメぶって笑)
それでは、今回のテーマに沿って進めてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
総裁選出馬ならず青山繁晴議員の談
総裁選出馬を断念。
青山繁晴さんの弁、ユーチューブ青山繁晴チャンネル「ぼくらの国会」にて
5名ほど、推薦人が足りなく、出馬に至らなかった旨を発信されています。
(参考:【総裁選】告示日ライブ https://www.youtube.com/watch?v=kPmsqws4JW0&t=6s)
今回、推薦人に声を上げてくれていた議員たちが、いろいろな党内や、出身都道府県枠や、後援会団体、学閥などの不文律から引き剥がしをうけ、その問題点の核が見えた旨の発言もありました。
引き剥がしを受けた本人だからこその視点を得たようです。
そして3年後の総裁選にも、出馬宣言をされていました。
この心意気と活動に、純粋に応援したいと思いました。
NHKの報道姿勢についても、正式に抗議文を上げられているとのことですので、こちらも継続して見守っていきましょう。
青山繁晴さんの総裁選立候補時の政策方針としては、減税でした。
その単純明快な指針。減税について、本当にできるのか?
その予算はどこから確保するのか?
という問いが多く散見されていましたが、実際どのように訴えていたのでしょうか?
以下、その該当部分を掲載しておきます。
青山繁晴さんの減税政策具体策
こちらのショート動画は8/23日の会見の切り抜き動画ですね。
切り抜きだけにちょっと強烈な感じもしますが、間違いなくできる!という確信を感じます。
しかしそこには、財務省の既存特権を変革、解消していく必要性があることも深く理解しつつ、日本の国として、国際舞台で日本の使命を果たしていくために、あらためて国づくりをしていく必要性、具体策を訴えてくださっています。
上記のショート動画ですと、キーワードだけで、具体的なところが分かりにくかったので、もう一つ動画をご紹介。
自民党総裁選で減税議論を!本当にできる?青山繁晴が”減税実現”のための具体策を明かす!
|第346回 選挙ドットコムちゃんねる #2
<目次>
0:36~ 総理になって実現したいこと
8:06~ 減税ってどうすればできる?
15:19~ 他の人はなぜ減税を訴えない?
22:07~ 有権者は政治家に何を期待すれば…
4:00すぎのところの青山繁晴さんの発言が、
「令和5年の税収が伸びている。決算剰余金で10兆4000億円ある。
財政法の第6条にある通り、半分は、国の借金返済に充てないといけない。
では、残りの5兆円は!?
5兆円とは、消費税2%分ですから、やろうと思えばできるんです。
しかし、財務省は、この説明を、国会にも国民にも知らせないまま、
この5兆円はどのように使われようとしているかというと、
国債の発行額を5兆円減らそうとしている。」
財務省の権力と、成されていることが明確になります。
ぜひ、初めの7分だけでも見ていただくことをお勧めしたいです。
茂木敏充さんの増税ゼロ手法
自民党幹事長の茂木敏充さんの発言から追いかけて行きましょう。
こちらは、公示前の出馬意向とあわせて掲げた「増税ゼロ」に対しての発言です。
茂木敏充幹事長(68)は7日、総裁選で掲げる「増税ゼロ」政策を巡り、財務省の体質を「税率をアップしないと税収は上がらない考え方だ」と批判した。宇都宮市内で記者団に語った。
茂木氏は「古い財務省の考え方を転換する」と強調した上で「経済を成長させることによって税収を上げていく。その資金によって成長分野への投資を進める」と自身の経済政策を説明した。
出典元:毎日新聞web
茂木氏、「増税ゼロ」巡り財務省を批判 「古い考え方を転換する」
https://mainichi.jp/articles/20240907/k00/00m/010/203000c
上記9/7では、具体策は明らかにしておりませんでしたが、
9/8の朝日新聞デジタルのユーチューブ公開の取材では、その手法などに触れています。
茂木敏充氏 総裁選で持ち出した「政策活動費廃止」「増税ゼロ」発言の真意は?秋山訓子編集委員が聞く
例えば防衛費について
必要なものは必要として、実施するという考えですね。
増税ゼロにして、必要な政策を後送りにするということではないようです。
具体的には、防衛費が現状、過去5年間で27兆円。
それをこれからの5年間で43兆円まで拡大していく一部として、
この差分の1/4(43-27=16÷4=4兆円)を増税するという岸田政権の増税案に、
ゼロにできる!というものです。
5年間で4兆円ですから、年間約、ざっくりで分かりやすく1兆円とします。
この分をまかなう余力なんて、あるのでしょうか?
増税をいつにするか?
税収は増えています。
また税外収入としても、外為特会※では185兆円のお金が積みあがっています。
これの運用の見直しによって、相当の予算がつくれる。
また子育て支援の予算についても、ふるさと納税方式で、納税先を「子育て支援」枠にすることで、予算を確保する案があるとのこと(これは各自治体の税収予算を国が横取りするようにも見えるけど?)
と、さすが幹事長レベルの人材だけに、増税ゼロの実現青写真はしっかりあるようです。
※外為特会(がいためとっかい)とは・・・
外国為替資金特別会計の略称で、「外為会計」とも呼ばれます。
外国為替の売買に関する経理を明確にするために設置された特別会計で、外国為替相場の安定を目的としています。
やることはやる!
増税はしない。出来る。
なぜなら、経済は成長してきているし、まだこれから成長する。
また成長する方へ資金を投入し、その成長から、税収を上げることができる。
だから問題ない。
ということです。
なんだか、この部分だけ聞いていると頼もしく感じますね。
詳細について、今後の公開討論の討論テーマに期待していきましょう。
まとめ
この記事では、青山繁晴議員の減税政策の具体策と茂木敏充・総裁選候補の増税ゼロ手法は同じ?と題して、両者の発言から、税制政策の比較してみました。
青山氏は消費税の減税を主張し、そのための財源として国の決算剰余金を活用する具体策を示しています。
一方、茂木氏は「増税ゼロ」を掲げ、経済成長を促進することで税収を増やし、必要な政策の財源を確保する方針を示しています。
必要な財源は、税外収益の積み立て分の使い方や、増税をしない新しい手法を提案しています。
両者ともに財務省の従来の方針に疑問を投げかけ、国民の負担を減らしながら経済を成長させるというビジョンを共有していますが、両者のその具体策アプローチは異なっています。
一番の違いは、青山氏の発言にある通り、「増税ゼロ」だけど、減税ではない!ということでしょう。
このゼロで踏みとどめるのか、転じて減税を行うのか、ここは大きな分かれ目です。
減税の可能性については、一切国民に語らせない。という財務省の意志を、青山繁晴さんの発信からは垣間見ました
さて、これらの総裁選の公開討論が始まっており、今後の議論に注目が集まります。
税政策は総裁選の重要な争点であり、国民の生活に大きな影響を与えるため、討論テーマに大々的にあげていただき、候補者各人の意見を交わしていただきたいと思います。
国民や、自民党の支持層(党員含む)は、「減税を望んでいる、支持している」との調査結果もあるようです。(プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/86020?page=4)
まずは27日投開票まで、じっくり見守ることとします。
最後までお読みいただきありがとうございました。