こんにちは、ドラマ班、ひなのんです! いよいよ始まる(2024年10月11日から金曜ナイトドラマ枠)大人気連載中のコミック『無能の鷹』が、実写ドラマではじまります!
おもしろすぎる!ストーリに、登場人物がすてきすぎるのです(笑
その特徴が、人物名に鳥の名称があてはめられており、一度調べてみたいと思い、まとめてみました。
以下、どうぞ!
目次
無能の鷹・相関図より
「相関図」公式サイトより。
それでは下記に、各登場人物の名前にある鳥の特性と照らし合わせていきましょう。
無能の鷹・登場人物名にある鳥の特徴を重ねてみた
主人公、鷹野ツメ子の務める会社、「ITコンサルティング会社『TALON』」は、独特すぎるスタッフ陣が超魅力です。
その特徴が、人物名に鳥の名称であてはめられて、なんとなくその鳥の特性があらわされているがわかります。
そこでここでは、鳥の特性を調べたうえで、名前と並べてみてそのあたりをチェックしてみました。
早速下記に、部署ごとに並べてみました!
営業部
鷹野ツメ子(たかの つめこ) → 鷹(たか)
鷹は、鋭いくちばしを持ち先端が曲がっていること、脚に鋭い爪があること、飛翔力が強いこと、他の鳥類や小動物を捕食すること、その能力は狩猟性において抜群。
ゆえに「能ある鷹は爪を隠す」という諺があり、タカは鋭い爪を持っているが、獲物を捕まえるまでは爪を内側に隠し獲物に近づいた瞬間に爪を出し、一発で仕留めます。
特性からの見どころ:鷹は高い視野と狩猟の技術を持ち、鋭い目でターゲットを捉える。
が、ツメ子は見た目の有能さとは裏腹に実際には「無能」という設定。鷹の強烈な狩猟性というところを全く感じさせないのも、真逆性を感じますね。
能ある鷹は爪を隠すの反対バージョン。無能な鷹は爪を出している・・・だけにツメ子。
たしかにコピー機も使えない絶望的な状況なのだけど、そこにあるのは、笑い? だけじゃない気がする!!
鶸田道人(ひわだ みちと) → 鶸(ひわ)
スズメの仲間で、秋から冬にかけて日本にやってくる鳥。弱い鳥と書いて鶸(ひわ)と読む。
飼うとすぐ死んでしまうということも名前の由来のようです。一方で、その鳴き声に由来しているとの声もあり、繁殖期になると美しい鳴き声を発します。この鳴き声は、「ヒワ、ヒワ」と聞こえるとのこと。
特性からの見どころ:鶸は小柄で黄色い体を持つが、やや目立たない鳥。
道人も気弱に見られがち、そしてそれをカバーするべく努力を重ねている。しかし、鷹野との出会いで、自分のありのままを見せることの魅力、強さに憧れと気づきをもらい、成長していく凸凹コンビの姿に魅せられてしまいます。
鳩山樹(はとやま いつき) → 鳩(はと)
ハトは、その群れを成す性質からイメージされ、世界的に平和の象徴とされる。
日本では、特に政治方面で、穏健派や平和主義者を「ハト派」、反対の強硬派を同じ鳥類でも猛禽類の鷹にたとえて「タカ派」という比喩表現も使われることがある。
特性からの見どころ:鳩は平和の象徴。
樹も心優しく、穏やかだが、それゆえに、時に損をしてしまう性格が表現されている。鷹野の指導係として、ハトと鷹の直接絡みは、面白さを超えて、なにか大切なことを教えてくれている感も生まれてきそう!?
雉谷耕太(きじたに こうた) → 雉(きじ)
オスは赤い顔と緑色の金属光沢がある胸が目立ち、羽を広げると素晴らしくゴージャスな日本の国鳥。
特性からの見どころ:雉は美しい羽を持つが、地上を歩くことが多い。
耕太も地に足がついたところが雉らしさ? 必要なときだけ豪華絢爛な羽を開く様は、その要領の良さに表れているのかしら?
鵜飼朱音(うかい あかね) → 鵜(う)
漢字の「鵜」は中国ではペリカンを意味するとのこと。ペリカンみたいな口をもつ「鵜(う)」。
全長45 -100センチほど。羽毛は浸水しやすい構造になっており、素早く潜水することができる。
日本では、鵜匠(うしょう)」と呼ばれ、鵜を飼ってアユなどの魚を捕る漁法である「鵜飼」の職業があります。
鵜飼は、鵜の習性である川にもぐって魚を喉にためることを利用した漁法で、日本では1,300年前から受け継がれています。鵜匠の職は、国家公務員に任命され、皇室に鮎を献上するためです。宮内庁式部職鵜匠は男系男子の世襲制で、技は代々親から子へと受け継がれています。
特性からの見どころ:鵜は水中での魚捕りが得意だが、飼い主に利用されることもある。
朱音も鵜の狩猟能力と同じく一人CIAと称されるほど情報収集に長けているが、周囲に活用されている部分があるのかな?皇室ご用達の職種につながる鳥でもあり、会社での正統派を表現されているのかも。朱音の活躍にも期待!
雀又一郎(すざく またいちろう) → 朱雀(すざく)
朱雀は南方を守護する神獣。長生の神とされ、天之四霊(青龍、白虎、朱雀、玄武)の一つ。
同じく中国古代の想像上の鳥である鳳凰とは異なるが、同一起源とする説もあり、同一視されることもある。
写真は、日本の国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」より。
特性からの見どころ:朱雀は伝説の神鳥であり、火の象徴。
又一郎は、一目見て優秀そうに見えるが、実は火のように熱く、神のように尊敬を集める一面もある!?
実際には老害の一面が・・・と言われている。
白鳥京香(しらとり きょうか) → 白鳥(しらとり)
白鳥のほとんどは渡り鳥。北欧フィンランドの国鳥でもあり、海を渡り国に戻ってくるのが、春の到来と一致するため、白鳥は光や優美さ、物事の始まりを連想させる。さらに白鳥のつがいは生涯添い遂げることから、忍耐や永遠の愛の象徴にも。
特性からの見どころ:白鳥は優雅に見えるが、実際には水面下で足を動かしている。
京香は、白鳥の優美さ、真っ白、まっすぐなイメージが、モンスターポジティブにつながりますね。ドラマ版では、水面下でうごかしている足の動きは表現されるか注目。
梟井重蔵(ふくろい じゅうぞう) → 梟(ふくろう)
夜行性。人目に触れる直接の機会は多く、しかし一方でその知名度は高い。その雰囲気から「森の物知り博士・哲学者」などとして親しまれている。またその音もなく飛び、狩りの様子から「森の忍者」と称されることもある。
特性からの見どころ:梟は夜行性で、知恵と静かさの象徴。
重蔵も目立たず、静かに周囲に溶け込んでいる。神妙な趣で夕飯を考える姿が信頼を勝ち取る姿は、梟の哲学者称と同じか・・・。
人事部
烏森皇子(からすもり おうじ) → 烏(からす)
鳥類の中では頭が非常に良く、黒い鳥として代表的な存在。ただし、実際には白黒2色、暗褐色に白斑等もおり、必ずしも全身が真っ黒のものだけではない。また、カラスにはカラスの子供が成長するとその親に餌を運んで養うことから、「烏に反哺の孝あり」と言われて、「慈鳥(じちょう)」という異名もある。
特性からの見どころ:烏は知恵があり、環境に適応する能力が高い。
皇子も、知恵、計算高さで、社内での立場をうまく確保しているようですが、入社同期1年生同士の展開も楽しみです。
開発部
鵙尾弓(もずお ゆみ) → 鵙(もず)
モズといえば、「モズのはやにえ(早贄、速贄)」。捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟んだりする習性をもつ鳥。秋に行われることが多く、早いお供えとの意味だが、後の食用として保管していることが近年分かってきている。
特性からの見どころ:鵙は獰猛で、小型ながら狩猟本能が強い。
弓のまえがみパッツン具合が、その行動力を示しているのかも。我が道を貫き、はやにえ的な、能率、効率的なところも魅力。
鵤流星(いかるが りゅうせい) → 鵤(いかるが)
あとり科の鳥のうち、一番大形の鳥。風切羽(かざきりば)と尾羽は金属光沢をおびた黒色で、頭・顔も黒く、他は灰色。くちばしは太くて黄色い。中国・日本に住む。
特性からの見どころ:鵤は風変わりな鳥として知られている。
変人系を装う?流星の独特なファッションセンスは、太くて黄色いくちばし、尾羽の金属光沢感が反映されていますね。しかし内面は常識的で、社内恋愛中!?
鴫石郁(しぎいし いく) → 鴫(しぎ)
シギ科に属する鳥の総称。一般にくちばしと脚が長く、羽色は褐色に暗色の斑が多い。大きさはスズメ大からカラス大まで。翼は細長く、飛翔力が強大で、日本に旅鳥にて渡来。一般的に水辺に群棲。
特性から見どころ:鴫は水辺を好む鳥で、その細いくちばしの巧みな技と飛翔力。
郁も開発部の女性初部長として巧みにまとめる姿と、その飛翔力がどのように表現されてくるのか注目。
まとめ
『無能の鷹』登場人物名にある鳥の特徴を重ねてみた結果、分かったことまとめ。
思い付きではじめてみたものの、あまり収穫はなかったような・・・(涙
でも、作家のはんざき朝未先生の、名づけセンスと、その人物特徴を鳥の名前で際立たせている関係は、改めてよくわかりました。鶸とか、朱雀とか、鵤、鴫なんて、こんなことでもなければ調べなかったと思います。
はんざき朝未先生、すばらしいです!
ありがとうございます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ドラマも、楽しみです!!
追伸 各回予告編
毎回、爆笑となにか奥底から湧いてくる異次元幸せ感。
素晴らしい作品です。
LINEマンガを、ドラマ用脚本仕上げも最高です!
毎回、主人公の軸を、名脇役との展開で楽しませてくださいます。次回第4話は、冷静そうに見える雉谷さんが主軸に登場です。ツメ子さんの活躍楽しみです!
第1話 鷹野さんと鶸田さん
第2話 鳩山さん
第3話 鵜飼さんからの、鵙尾さんとのエピソード
第4話 雉谷さん
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
最終回はいかに・・・鷹野さんと鶸田さん結婚しないかな(第3話が伏線になってたりして#^^#)
第1話
50社受けて、ほぼ全滅。就職活動で大手企業では全滅した鶸田道人(塩野瑛久)は、のちに勤めることになるITコンサルティング会社《TALON》の面接会場で、鷹野ツメ子(菜々緒)と出会う。スマートな身のこなし、公共放送のアナウンサーのようなきれいな声、余裕のある微笑み…圧倒的な《デキるオーラ》を醸す鷹野を、一目で「デキる人」だと直感する鶸田。
翌年――、無事にTALONに入社した鶸田は、面接の時に一目置いた憧れの鷹野と同じ営業部に配属される。真剣な表情で、颯爽と作業をこなす彼女だが、なんと入社して3カ月、資料のホチキス留めしかしていなくて(それさえもズレまくっている)――!? そう、鷹野はそのいかにもデキそうな容姿とは相反し、圧倒的に《無能》だと発覚。社内ニートになっていたのだ…!
鷹野の指導係である鳩山樹(井浦新)、鶸田の指導係・雉谷耕太(工藤阿須加)、鵜飼朱音(さとうほなみ)らが見守る中、「難しいことを考えると頭が痛くなる」とパソコンでのグラフ作成もままならず、「何がわからないのかが、わからない」と笑顔で肩をすくめる鷹野。いやいやまさか、こんなに無能な人間が存在するはずがない…能ある鷹は爪を隠すっていうし…秘められた能力があるのでは、と勘繰る同僚たちの期待は、ことごとく、美しく、裏切られてゆく―。
一方鶸田は、初対面の相手から向けられる、自分を値踏みするような視線に臆してしまい、契約が取れない日々が続く。「第一印象最弱の自分は、営業職に向いていないのでは…」と悩んでいたところ、うっかり部長の朱雀又一郎(高橋克実)が、無能すぎる鷹野をクビにしようと密談している姿を目撃。どこか他人事ではない気持ちになった鶸田は、なんと鷹野を営業のパートナーに指名して…?
“有能”に見える女ד無能”に見える男の最強タッグが奇跡を起こす―!? 肩の力を抜くどころか膝かっくんしちゃう、“超“チル”なお仕事コメディ爆誕!
予告編引用:『無能の鷹』公式HPより
第2話
無能の鷹#2/優しい人が損をする、それが会社である
圧倒的な《デキるオーラ》を醸しながらも、衝撃的な《無能》ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。その教育係を押し付けられていた鳩山樹(井浦新)は、営業から帰ってきた鷹野にデータ入力を教えることに。だが、「クリック」も「アイコン」も、マウスさえもわからない鷹野への指導は、もはや高齢者向けのパソコン教室状態。辛抱強く教えるも「何を言っているのサッパリわかりません」と全く成長しない鷹野に、徐々に鳩山は具合が悪くなってきて…。
さらには、パソコンが壊れたと騒ぐ部長の朱雀(高橋克実)のお世話をし、誰もが断ったややこしい取引先の案件を「困っているみたいだから」とすべて背負い、退勤後も後輩からの愚痴の電話に付き合い、自分に時間を失ってゆく鳩山。そんな、優しさから常に損をしてばかりの生き方の鳩山の姿を見て、妻の美沙(真飛 聖)は「いい人っていうか、都合のいい人になってない?」とぽつり。
翌朝、鷹野はやはり全く成長せず、今度はペン回しに明け暮れる日々―。鵜飼(さとうほなみ)にも「鳩山さんが優しくしたせいで鷹野というモンスターが育ってしまった」と嘆かれ、同期で開発部部長の鴫石(安藤玉恵)からも「優しくするだけじゃ人は育たない」と諭された鳩山は、ストレスMAXでついにはクリニックへ…。いい人すぎる先輩の姿、鷹野のひよわな同期・鶸田道人(塩野瑛久)は“会社で生きていく難しさ”をひしひしと感じてゆく。
やがて、人生の迷走を極めた鳩山は、ある外注先への打ち合わせに、突然、鷹野と鶸田を同席させることに!カタカナ英語を操りまくる若きクセツヨ社長・鬼頭(落合モトキ)の会社へと出向いた一行だが、なぜか鬼頭は、無駄に発音のよい鷹野を帰国子女だと勘違いし、交渉は意外な展開に…?
いい人が損をする、それが会社である
はたして、誰からも褒められる事のない鳩山の《優しさ》が報われる日が来るのだろうか――?
予告編引用:『無能の鷹』公式HPより
第3話
圧倒的な《デキるオーラ》を醸しながらも、衝撃的な《無能》ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。今日も優雅にコーヒーを片手に出社、パソコンをインターネットに接続もできず、優雅にスマホゲームに興じる始末―。
本当に、彼女はこんなにも無能なのか?能ある鷹が爪を隠しているだけなのではないかー?《社内CIA》の異名を持つ鵜飼(さとうほなみ)は、鷹野の正体を疑い“緊急取調室”を始動。
最近は「恋のため」という理由で早退をしたり、炊き出しに参加したり、募金活動をしている姿が目撃されたという。彼氏がいるのか、職場以外で自己実現をしているのか…、謎はさらに深まるばかり。果ては鷹野を営業に誘い、その能力を試そうと目論む鵜飼だったが…。
一方、鷹野のひよわな同期・鶸田(塩野瑛久)は開発部の変人エンジニア・鵙尾(土居志央梨)と鵜飼が、同期なのに犬猿の仲である理由が気になっていた。聞けば高校時代からの親友で、新入社員の頃はお互いに下の名前で呼び合っていたくらい仲がよかったらしい。いったい鵜飼と鵙尾に、何があったのか―――?
そして、鵙尾がIT全般が苦手な鷹野を気に入り、経費精算システムのテストユーザーに依頼したことを咎めたことで、鵜飼と鵙尾の同期仲はますます悪化…! 居酒屋で鳩山(井浦新)、雉谷(工藤阿須加)に毒を吐くうちに、なぜ出世したいのか、なんのために自分が毎日がんばっているのか、迷宮入りしてしまう鵜飼。
そんな中、ついにプレゼン当日。取引先は《業界の反逆児》と呼ばれた社長の服井繁(本多力)率いる、フリーダムな社風で有名なアパレル企業。フレンドリーな態度とは裏腹に、すっかり意気消沈した鵜飼にマウントを取ろうとフリーダムハラスメント全開で攻めてくる服井。その瞬間、またもや鷹野がとんでもない奇跡を巻き起こす!?
出世した先には、なにがあるの?
友達よりも、本当に仕事が大切―?
果たして、開幕する地獄のラップバトルの行方は…!?
予告編引用:『無能の鷹』公式HPより
第4話
圧倒的な《デキるオーラ》を醸しながらも、衝撃的な《無能》ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。今日もホワイドボードの板書を任されるも、気づけば意味不明な壁画になっている始末―。
そんな鷹野が見つめる先には、ダルそうにプリンターで資料を印刷し、ホチキス留めする雉谷(工藤阿須加)。雉谷が作った資料…それは《部長の離乳食》なるもので、専門用語に不慣れな部長・朱雀(高橋克実)用に雉谷が必要最低限の内容をまとめた“アホ専用資料”。新入社員の鶸田(塩野瑛久)は、そんな先輩の介護にも似た行動を「上司への忖度」もしくは「思いやり」なのかと思うが、同僚の鵜飼(さとうほなみ)は「雉谷くんは、面倒なことになる前に早めに手を打ってるだけ」と評する。
その後も鶸田は、「会社でさまざまな地雷を踏まない」ために全力を尽くす男・雉谷のさまざまな能力を目の当たりにする。取引先に応じて好青年からチャラ男までキャラを使い分ける演技力、鶸田は上司にハシゴを外されないためのメールでのcc巻き込み術、社内の人物を憑依させて揉めない社内調整をシミュレーションする危機回避能力。その立ち回りのうまさから、うっかり今年の社内運動会の仕切りを頼まれるも、言葉巧みに誘導して、優しすぎて損ばかりの鳩山(井浦新)に見事役割を押し付け、ほくそ笑むのだった…。
一方、恋人のマミ(市川美織)とも面倒になることを避け、彼女の地雷を踏まないよう細心の注意を払いながら交際する雉谷。しかし、クレイジーすぎる彼女に振り回され、雨の中土下座する姿を、鷹野に目撃されてしまう。
さらには、会社でうまくやりすぎて朱雀に評価され、望まぬ出世街道へ誘われつつあることに気づき、追い詰められた雉谷は転職を考え始め…?
そんな中、緊急入院した鳩山に代わり、雉谷は、鷹野と鶸田とリスケの利かない企業へ代理で営業に行くことに。しかし、社長の二矢(みのすけ)は愛猫が脱走してしまい、感情を失っている状態で…。「これは契約どころではない、一度帰って出直そう」―そう雉谷が決めて引き返そうとしたその瞬間、またもや鷹野がとんでもない奇跡を巻き起こす!?
会社に期待をしなくなったのは、いつからだろう―?
新入社員の頃、持っていたはずの熱い気持ちは今はもうない。頑張っても報われない、本気になってもバカを見るだけだ―。そんな理不尽な“会社”という箱庭で、あきらめと悟りの境地に至った中堅社員が見た景色とは…?
予告編引用:『無能の鷹』公式HPより
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